いつかは泊まってみたい海中ホテル

2016年にももうすぐ夏が到来します。今年こそはマリンスポーツ、スキューバダイビングに挑戦してみたいと考えている人は多いはず。しかしいざやろうとしても何かと物入りになるのは、それだけ危険がたくさんついて回るからだ。このサイトではそんなスキューバダイビングについて、話題となったものなど最新情報も含めて紹介していきます。

結構憧れている人も多い

海はとにかく未知の世界だ、人間がまともに住める空間ではないのはもちろんだが、深度が深くなればなるほど水圧の問題もあって進むことが出来ない。そのため最深度とも言われる海底の底は太陽の光すら届かない夜闇というべき暗黒空間が広がっている。宇宙顔負けの神秘さがそこにあるわけですが、現状だと下へ行く技術よりも上へ開拓しようとする意思の方が遥かに強い。人間は自然と空を目指すのだと言われる一方で、逆に海洋へ果てのないロマンを抱く人がいるからこそ海洋学というものも存在しているのだ。

そうした学術的な傍らで語られる中でも、人は海に対して1つの羨望を持つことがある。それはいつか海の中で生活できる、あるいは自由自在に活動できるようになる日を望んでいる点だ。実際に海中トンネルなどは開発されていますが、それの応用として海中にホテルを建設して宿泊するという案も出ている。360度広がるパノラマ空間は海底から眺める地上の風景に、思わず見惚れること間違い無しだ。そんな度肝を抜かされるホテルの建設案が出ていた事を知っているだろうか。

こんな奇想天外とも言っていい壮大な計画を考えたのは、まごうことなきフロンティア精神の塊を持つアメリカだ。そんなアメリカはフロリダ州にて開発中と言われていた凄いホテルについて話そう。

海が好きな方へ

ダイビングをする人にはうってつけのホテル

このホテルは海の中に宿泊施設があり、そこでの宿泊で自由にいつでもスキューバダイビングを楽しむことが出来る上、それ以外の部屋での長めは陸にある高層階のホテルとは違った、また格別の絶景が広がります。

宿泊ホテルの詳細については、シリンダータイプの部屋で、広さはおよそ12畳ほどと計画されていた。それだけでも十分すぎるくらいに綺麗ですが、気になるとすれば深度か。このホテルは海底に部屋を作る計画になっていますが、海底のどの辺りに作るのかが結構気になっている人もいるはず。計画の段階ではおよそ8.5m付近に建設して、部屋の行き来は海中エレベーターを降りていけばいいとのこと。

日本ではまず出ないだろう大層な計画だ。しかし完成すれば凄い人気になるのは間違いない。ただ同時に気になるのは建設計画の内容についてだ。

潜りたくなったら

部屋のガラス

海底に部屋を作る、というだけでもかなりのモノですが同時に気になるのがガラスの耐久力ではないでしょうか。水圧もそうですが、海の生物とは時として非常に獰猛です。そこに人間がいる・いないに関わらず、光に反応して何かしらのアクションをしてくる可能性も無きにしもあらず。そんな中で部屋のガラスに追突されでもしたらどうなるのか、といった事を想像するだけでゾッとする。それこそタイタニック顔負けの水中パニックが起こりそうだ。

考えたくない展開だが、考えられるので避けては通れない。ただやはり計画概要を見ていけば窓ガラスに使用するのはアクリルで、もしも窓にヒビが入ろうものならそれなりの対策は考えられているとのこと。何をどんな風に考えているのかが気になるところだが、スキューバダイビングを頻繁にする人にしてみればこういうホテルはエデンよりも愛おしく、オケアノスよりも魅力的に取れるのかもしれません。

フィジーにも計画がある

こうした海底ホテルを計画しているのは他にもある、場所はフィジーとこちらも観光地として世界的に有名な場所に、上記に紹介した名称はまだ未定のホテルより4mほど深い深度12mのところに建設予定が上がっている『ポセイドン・アンダーシー・リゾート』と呼ばれるホテルだ。

ちなみにいつ完成するかも分からない中で予約が殺到し、既に数年先まで予約が一杯とまで言われている。またこのホテルに宿泊する場合には一週間は最低泊まらなければならず、しかもその金額が15,000ドルと日本円にしたら『150万円』以上かかる見通しだ。世の中金持っている人はいるんだなぁと痛感させられる話題でもある。

ダイビングいってきます

どちらも完成は未定

建設中とのことなのでいつ完成するのか、という点がどちらも気になるところ。その点について結論を言えば、全くの『未定』だ。そう、そもそも本当に完成するかどうかも分からず、さらには建設までにかかるだろう莫大な費用をどこから集めるのかも焦点の1つ。実際、フィジーの方では予約こそ殺到しましたが現在は資金繰りに問題が生じて、開発計画が凍結されているとも言われています。水面下でなんとかしようと動いているのかもしれませんが、恐らく国家予算にも値する金額が必要なのは間違いない。

もし着工でもすれば、確実に世界中から物珍しさにかられて泊まりたいという人が溢れるはずだ。引いてはそれが他の国でもビジネスとして取り入れるために技術を求める流れにも繋がるかもしれません。日本でもどこぞの建築業者が計画していたら面白いですが、ろくなことにならなそうだ。個人的には興味はあっても、海の中で寝起きというのはどうにも落ち着かない。フェリーで就寝した事はあるが、やはり不安だった部分はある。別にタイタニックを見たからとかではなく、慣れていないが一番だ。

スキューバダイビングをするようになったら海の魅力に取り憑かれる、それこそ四六時中海を堪能できるホテルが出来ようものならその熱の入れ方は恐らく半端ないことになるだろう。ここまで壮大な話には普段のレジャーではなりにくいですが、夢があるのはいいことだ。そう思いながらダイビングをして、さらに危険もきちんと知りつつ対応していこう。